プリウスの進化ポイントを徹底解説

1997年の初代プリウス発売以来、四半世紀を経て5代目を数える新型プリウス。
8年振りのフルモデルチェンジということで、数多くの進化があります。
しかし、まずは「エモーショナルな進化」を知って頂きたい!
ということで、この記事では大きく変わった部分だけに要点をしぼってご紹介します。
キーワードは
外装デザイン と 走行性能 。
カタログなどを詳しく見る前に、「ここが変わった!」を端的に知りたいという方は、ぜひチェックしてみてください。
8年振りのフルモデルチェンジということで、数多くの進化があります。
しかし、まずは「エモーショナルな進化」を知って頂きたい!
ということで、この記事では大きく変わった部分だけに要点をしぼってご紹介します。
キーワードは
外装デザイン と 走行性能 。
カタログなどを詳しく見る前に、「ここが変わった!」を端的に知りたいという方は、ぜひチェックしてみてください。
- 目次 -
エモーショナルな外装デザイン
新型プリウスのコンセプトのひとつである"一目惚れするデザイン"。
そのコンセプトの通り、まず目を引くのが先進的な外装デザインでしょう。
ルーフやフロントの低さと大径タイヤによる「スポーティさ」。
キャラクターラインをできるだけ排除し、パーツとパーツの継ぎ目を感じさせない「高級感」。
これらの要素が"感性に訴えかける刺激"を演出しています。
空気の自然な流れのように、無秩序に見えて実は規則性のある自然界のエモーションをイメージした美しいボディシェープの細部をご紹介します。
そのコンセプトの通り、まず目を引くのが先進的な外装デザインでしょう。
ルーフやフロントの低さと大径タイヤによる「スポーティさ」。
キャラクターラインをできるだけ排除し、パーツとパーツの継ぎ目を感じさせない「高級感」。
これらの要素が"感性に訴えかける刺激"を演出しています。
空気の自然な流れのように、無秩序に見えて実は規則性のある自然界のエモーションをイメージした美しいボディシェープの細部をご紹介します。


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断面変化で魅せるボディサイドの抑揚のある造形。ガラス面を薄くすることでスポーツカーのような印象に。
サイドスタイリングこそ、新型プリウスの「命」。 -
ハンマーヘッドを核として、機能性とデザイン性を高次元で両立した、象徴的なフロントデザイン。
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薄型&一文字のリヤコンビネーションランプと、センターに配置した車名ロゴの組み合わせにより、PRIUSブランドの持つ先進性に焦点をあてたリヤデザイン。
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ハンマーヘッドの矩形を強調するコの字型のヘッドランプ。デイタイムランニングランプとターンランプ、2つの機能を兼ね備えることで点灯時の先進性を表現。
真上から見たとき、前方から見たとき、斜めから見たときなどによって印象の変わるデザインをぜひ実車でご確認ください。
※Z、G、Uグレード -
スポーティなシルエットを際立たせる、19インチ大径細幅タイヤを設定。
大径タイヤとしながらも幅は195mmという細い幅で、前モデルのプリウスの15インチタイヤと同じ幅となっています。
細い幅のタイヤにすることで転がり抵抗が低減されるため、「カッコよさ」と「燃費」を両立することができます。
※Z、Gグレードに標準装備 -
リヤドアハンドルをクォーターガラスの中に溶け込むように配置し、ボディ造形の美しさ、ツヤ感を表現。
▶ 新規開発色
新型プリウスのボディカラーは全8色。その中でも今回のモデルチェンジでは、スポーティな印象を与えるソリッドカラーをベースとしたこの2色が新規設定されました。
新型プリウスのボディカラーは全8色。その中でも今回のモデルチェンジでは、スポーティな印象を与えるソリッドカラーをベースとしたこの2色が新規設定されました。

ニュートラルなソリッドグレーに、色味のある輝きを加えて、ニュアンスのある表情を実現。

新たなスポーティを表現したカラー。鮮やかさを少し抑えたマスタードにメタリックを加え、ハイライトのみが輝く独特の質感を実現。
走行性能も全面的に進化
プリウスは燃費だけじゃない。"虜にさせる走り"を実現するためにパフォーマンスも全面的に進化しました。
▶ 第2世代TNGA(GA-C)プラットフォーム
4代目プリウスで初採用されたTNGAプラットフォームをさらに改良することで、プリウスならではのモノフォルムやアイコンを引き継ぎながら、低重心化や大径タイヤの採用などを実現。
狙ったラインを意のままに走ることができる操縦安定性の高さや、驚くほどの静粛性などにより、"虜にさせる走り"をしっかりと支えています。
※TNGA…Toyota New Global Architecture。クルマを骨格から変えて、基本性能と商品力を大幅に向上させるトヨタのクルマ造りの構造改革。
4代目プリウスで初採用されたTNGAプラットフォームをさらに改良することで、プリウスならではのモノフォルムやアイコンを引き継ぎながら、低重心化や大径タイヤの採用などを実現。
狙ったラインを意のままに走ることができる操縦安定性の高さや、驚くほどの静粛性などにより、"虜にさせる走り"をしっかりと支えています。
※TNGA…Toyota New Global Architecture。クルマを骨格から変えて、基本性能と商品力を大幅に向上させるトヨタのクルマ造りの構造改革。

▶ 静粛性(エアロダイナミクス)
わずかな隙間も見逃さず、静粛性を追求。
細部にわたるノイズ&バイブレーション対策により、快適なドライビングをサポートします。
フロント…空気の乱れが少なくなめらかに流れる形状
リヤ…ゆるやかな絞り形状で流れがスムーズに収束
わずかな隙間も見逃さず、静粛性を追求。
細部にわたるノイズ&バイブレーション対策により、快適なドライビングをサポートします。
フロント…空気の乱れが少なくなめらかに流れる形状
リヤ…ゆるやかな絞り形状で流れがスムーズに収束

▶ サスペンション

ドライバーの意図に応じた車両応答性、ライントレースのしやすさを追求。直進時にはどっしりとした安定感があり、操舵初期のステアリングの手応えも向上。
路面環境に左右されないことでドライバーの視線がぶれにくく、長時間の運転でも疲労感を抑えることに貢献します。
路面環境に左右されないことでドライバーの視線がぶれにくく、長時間の運転でも疲労感を抑えることに貢献します。
▶ 燃費
国内初搭載となる2.0Lハイブリッドシステムは、胸のすくような加速感、ドライバーの思い通りに反応するレスポンスの良さなどにより、スポーティに生まれ変わった新型プリウスにふさわしい走りの楽しさを追求。
すべての電動モジュールを刷新した1.8Lハイブリッドシステムは、シームレスで気持ちの良い加速感、力強い動力性能と、歴代プリウスが磨いてきた優れた低燃費を高次元で両立させています。
国内初搭載となる2.0Lハイブリッドシステムは、胸のすくような加速感、ドライバーの思い通りに反応するレスポンスの良さなどにより、スポーティに生まれ変わった新型プリウスにふさわしい走りの楽しさを追求。
すべての電動モジュールを刷新した1.8Lハイブリッドシステムは、シームレスで気持ちの良い加速感、力強い動力性能と、歴代プリウスが磨いてきた優れた低燃費を高次元で両立させています。

▶ こんな新機能もあります
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・ドライブモードセレクト…走りのテイストを「エコ」「ノーマル」「スポーティ」の3つから選んで、状況や気分に合わせた走りを楽しめます。※Z,Gグレード
・EVモードスイッチ…早朝や深夜などエンジン音が気になる時や、排出ガスを抑えたい時に便利です。 -
先読みSOC制御・目的地予測 主に冬季の効率向上を目的とした制御です。GPS情報から「長時間駐車場所(目的地)」を推定。車両が目的地に近づくとEV走行に切り替えて放電させます。これにより、次の始動時にはエンジン暖気と同時に駆動用電池を充電し暖気時間を短縮、ハイブリッドシステムをより効率的に制御します。
※T-Connectの契約が必要です。 -
気象情報連動エアコン制御 コネクティッド技術を活用し、その日の気象情報から車室内の湿度を推定。ガラスの曇りや換気に配慮した上で、外気導入量を抑え、暖房エネルギーを低威厳します。
※T-Connectの契約が必要です。
【参考】プリウスの軌跡
25年前の誕生以来、常に時代を先駆ける存在であったプリウス。HEVを21世紀の地球に普及させるべく、モデルチェンジを繰り返してきました。
プリウスの歴史はハイブリッドの歴史。
あなたはどのモデルが印象に残っていますか?
プリウスの歴史はハイブリッドの歴史。
あなたはどのモデルが印象に残っていますか?

初代プリウス(1997~2003年)
世界初の量産型ハイブリッドカー
▶キャッチコピーは「21世紀に間にあいました」。化石燃料依存から脱しようとする21世紀のクルマ像の先駆けとなった。
トヨタハイブリッドシステム(THS)により、従来のガソリン車と同等の走行性能を保ちながら、約2倍の低燃費とCO2排出量半減などを実現。
▶キャッチコピーは「21世紀に間にあいました」。化石燃料依存から脱しようとする21世紀のクルマ像の先駆けとなった。
トヨタハイブリッドシステム(THS)により、従来のガソリン車と同等の走行性能を保ちながら、約2倍の低燃費とCO2排出量半減などを実現。

2代目プリウス(2003~2009年)
HYBRID SYNERGY DRIVE
▶燃費は世界トップレベルの35.5km/l(10・15モード)に向上。トライアングルシルエットへと変化。ボディサイズも拡大し、3ナンバーとなった。
アカデミー賞のレッドカーペットに、ハリウッドスターがプリウスで乗りつけ、大きな話題に。
▶燃費は世界トップレベルの35.5km/l(10・15モード)に向上。トライアングルシルエットへと変化。ボディサイズも拡大し、3ナンバーとなった。
アカデミー賞のレッドカーペットに、ハリウッドスターがプリウスで乗りつけ、大きな話題に。

3代目プリウス(2009~2015年)
世代を超えて幅広い支持を獲得
▶HYBRID SYNERGY DRIVEの熟成により、38.0km/l(10・15モード)の燃費と2.5lガソリン車並みの動力性能を両立。2009年12月には、プラグインハイブリッド車のリースも開始、2012年には市販化。
この頃、ガソリン価格が急騰し、プリウスの燃費の良さにさらに注目が。
▶HYBRID SYNERGY DRIVEの熟成により、38.0km/l(10・15モード)の燃費と2.5lガソリン車並みの動力性能を両立。2009年12月には、プラグインハイブリッド車のリースも開始、2012年には市販化。
この頃、ガソリン価格が急騰し、プリウスの燃費の良さにさらに注目が。

4代目プリウス(2015~2023年)
TNGAを採用し、走りの良さも徹底追及
▶ワンモーションスタイルのトライアングルシルエットは継承しながらも、重心を下げてアグレッシブなデザインに変更。
プリウスとしては初となるE-Four(電気式4輪駆動システム)を採用。
TNGA採用で走りが一変。
▶ワンモーションスタイルのトライアングルシルエットは継承しながらも、重心を下げてアグレッシブなデザインに変更。
プリウスとしては初となるE-Four(電気式4輪駆動システム)を採用。
TNGA採用で走りが一変。

NEW!
5代目プリウス(2023年~)
5代目プリウス(2023年~)
開発コンセプトは「Hybrid Reborn」
▶TNGA第2世代を採用してヒップポイントを30mm下げ、車幅も拡大してワイド&ローなスタイルを追求。
歴代プリウスが踏襲してきた独自のモノフォルムアイコンを引き継ぎつつ、よりスポーティなシルエットへと進化。
▶TNGA第2世代を採用してヒップポイントを30mm下げ、車幅も拡大してワイド&ローなスタイルを追求。
歴代プリウスが踏襲してきた独自のモノフォルムアイコンを引き継ぎつつ、よりスポーティなシルエットへと進化。
感性で選ばれるエモーショナルな"愛車"へ

以上、カーディーラーでしかお伝えできない「カタログには載っていない情報」をお届けしました。
お店にご来店頂いた際は、スタッフのオススメも交えながら、グレードやオプション、お支払方法など、あなたに合わせたご提案をさせて頂くことができます。
"虜にする走り"を知って頂くには、何よりも実際に乗って頂くことが一番!
買うかどうかはわからないけど、とりあえずクルマが見たい!試乗をしてみたい!という方も大歓迎です。ぜひお店に足を運んでみてください。
お店にご来店頂いた際は、スタッフのオススメも交えながら、グレードやオプション、お支払方法など、あなたに合わせたご提案をさせて頂くことができます。
"虜にする走り"を知って頂くには、何よりも実際に乗って頂くことが一番!
買うかどうかはわからないけど、とりあえずクルマが見たい!試乗をしてみたい!という方も大歓迎です。ぜひお店に足を運んでみてください。